<4>side鷹介
「・・・でさ、どうだったわけ?よかった?」
気だるげに四肢を伸ばしながら鷹介は言った。
あれからベッドに戻ってもう1ラウンド決めてしまったせいで、声が完全に掠れている。
「よくなければこうしてはいないと思うのだが?」
鷹介の髪をかき上げながら一甲が答えた。
「けどさ、どっちがよかったわけ?」
少しだけ上目遣いで問い掛ければ、苦笑で返された。
「そうだな・・・やはりそのままのお前が一番だ。まあ、たまには悪くないがな、こういうものも」
そう言って一甲が手にしたものを見て、鷹介が赤面する。
使われていたときは見えなかったが、そのリアルなオモチャはド派手なショッキングピンクだったのだ。
「もう、そんなものしまっとけよ!」
「そう無下にせずとも・・・さっきまでお前の中にいたモノだぞ」
からかうような一甲の物言いに、鷹介がつま先まで真っ赤になった。
「こ、このドスケベ!」
投げつけてやるつもりで振りかぶった枕。
だが、それは手を離れる前に腕ごと捕捉されてしまった。
「そのドスケベがイイと言っていたのは誰だ?」
「・・・・・・オレ」
「いい返事だ」
御褒美だ、と言いながら一甲の唇が触れてくる。
夜はまだまだ終わりそうにはなかった。
翌朝、九十九スタッフデリバリーに蚊の鳴くような掠れ声の電話があったとか。The END
長いっちゅうねん!
森さん、いつもお世話になっております!
リクからズレちゃったような気がしますがもらってやってください本館に戻る